AutoHotKeyを活用してキーのリマップ
AutoHotKeyというフリーソフトを使って簡単にキーのリマップが出来ます。
このソフトはインストールした後に、AutoHotKey.ahkというファイルにスクリプトを書き込むことでキーをリマップします。
活用例1: 無変換キーに全角/半角キーを割り当てる
Windowsのキーボードで最も押しやすい場所にあるのに使用頻度が少ない無変換キーに全角/半角キーを割り当ててみました。
#Include lib/IME.ahk ;IMEを取り扱うためのライブラリ vk1Dsc07B::Send,{Blind}{sc029} ;無変換単独 = 全角/半角キー
「;」のあとはコメントになります。
活用例2: 無変換キーを使ったショートカットキーを作る
押しにくいショートカットキーをリマップすることも出来ます。
たとえば、OfficeでVBAを編集するためにVisual Basic Editorを立ち上げるショートカットキーはAlt+F11を、無変換+eなどにリマップすることが出来ます。
#Include lib/IME.ahk ;IMEを取り扱うためのライブラリ vk1Dsc07B & e:: ;無変換 + eを押した時 send, !{f11} ;Alt + F11キーを送る return
これで、従来は両手を使わないと押せなかったAlt + F11のショートカットが、左手だけで簡単に送れるようになります。 なお、ホットキーのルールは下記に詳しく載っています。 ホットキー - AutoHotkey Wiki
活用例3: ホットストリングを作る
下記のコマンドでは、kwskとタイプした時に、「詳しく教えて!」と表示させることが出来ます。 定型文などを簡略してタイプできます。
::kwsk::詳しく教えて!